こんにちは!日野 里映(ひの りえ)です。
「いい気分」の実践トレーニング
この本は、奥平亜美衣さんの3冊目の本です。
亜美衣さんは、毎日をできるだけ「いい気分」で過ごすことが何よりも大切と述べています。
今、いい気分でいられればいい気分を引き寄せるという考え方です。
すべて「今」が一番大切。
その実践トレーニングということで楽しみに読みました。
不満の裏には、必ず望むことがある
嫌なことが起こった時、「何を望むのか」と思考を転換させる癖をつけていきましょう。願いを明確にしたら、あとはいい気分でいることを最優先してください。
嫌なことが起こった時、嫌なことが頭から離れないことがよくありました。(最近はそうでもないけれども。)
映画を繰り返し見ているように嫌なことをわざわざ頭の中で再生してるんですよー。
全く意味のない逆引き寄せでした。
それを「私はこれは望まないな、嫌だな。だったらどういうのを望むのかな?」と考える思考の癖をつけるといいよ、ということだと思うんです。
例えば、自分に対して嫌なことをする人がいるとします。
その人に対して嫌だ、という気持ちは抑える必要はない。
けれども「私はこの人のこういう行為は嫌だな、反対にこういう風に接してくれる人は好きだな。私が人に対してもいい方向に向き合いたいな。」と思えるようになったらいいですよね。
「手に入れたもの」に意識を向けると次の新しい扉が開く
何かを買った時、「お金がなくなった」と考えるのではなく、「私は自分が欲しいと思ったものを手に入れることができた。」と考えることで豊かさが引き寄せられる。
これは初めて読んだときは衝撃でした。
いつも思ってたんですよね。
買い物をする度に、お金を使う度に「あ〜、またお金がなくなった。」と。
だから「買い物大好き」なんて言っている人って「どうかしてるよ?お金がなくなるのに、どうしてハッピーなの??」とまで思っていましたから。
これでは欠乏の波動を出して欠乏するだけ、と今ならわかります。
豊かさの波動を出せば豊かさがやってくる。
お金を使う度に「お金があってありがたい。お金のおかげで◯◯が買えた。◯◯の経験ができた。」と思えるようになりました。
私が日記をつけているiPhoneアプリ「100年日記」にも「手に入れたもの」という項目を作り、毎日買ったものやもらったものを書いて豊かさの波動が出るような工夫をしています。
自分をいい気分にできる思考力×自己肯定力=引き寄せ力
自分自身を認め、満たし、信じていくことができれば「引き寄せ力」はどんどん高まる。
引き寄せには自己肯定力が必要不可欠ということです。
自己肯定が大切なのは分かるけれども、それがなかなか難しいという方もいるでしょう。私もそうです。
自己肯定はしたい、がんばってしていますが、自己否定はがんばらなくても自然にやってる(苦笑)。
やっぱり遺伝子レベルに組み込まれたものなんでしょうかね〜。
それでも毎日「ほめ日記」をつけることによって「あ〜自分もがんばってるな。よくやっているな。」と思えることも増えていきました。
「ほめ日記」とは自分で自分をほめること。ささいなことでもほめています。
例えば、「風呂の排水口掃除してえらい」とか「仕事行ってすごい」とか。
まとめ
亜美衣さんの3冊目の本です。
この本のいいところはたくさんの「思考トレーニング」があり、それを書くスペースが設けられているところ、そしてベストアンサー例が書いてあるところでしょう。
ベストアンサー例を読むと「引き寄せ的にはこういう風に考えたらいいんや。」と目から鱗が落ちることがたくさんありました。
亜美衣さんの1冊目と2冊目をまとめてさらに実践トレーニングも取り入れた本書。
とてもおすすめです。