犬・お金・神社が大好きな小学校教員です!!
120歳まで生きるので、16時間断食をしてオートファジーを働かせています!
今回は、島根県出雲市にある「出雲大社」に行って参りました。
言わずと知れた縁結びで有名な「出雲大社」です。
それも神在祭の間に行くことができました。
私が行ったのは2021年11月21日(土)です。
一生に一度は行きたかった神在祭中の出雲大社。
念願が叶いましたので、詳細にレポートいたします。
神在祭とは
旧暦10月は一般的には「神無月(かんなづき)」といいます。
「神無月」というのは、年に一度旧暦の10月に全国の神様が会議をするために出雲大社に集うので、「神様がいなくなる月」という意味です。
それに対して出雲地方だけは旧暦10月を「神様がいる月」ということで「神在月(かみありづき)」と呼びます。
出雲大社では、神在月(旧暦10月)の10月10日〜10月17日まで(2021年は11月15日〜11月21日)「神在祭」として神様をお出迎えしてからお見送りするまでのおまつりが行われます。
11月15日の前日、つまり11月14日からが2021年出雲大社神在祭のスタートになります。
出雲神社のホームページを見ると、2021年の神在祭について以下のように書いてありました。
11月14日の夜に斎行されました神迎神事・神迎祭にて全国八百萬の神々を出雲大社にお迎えし、翌15日から11月21日までの1週間、神々により縁結びの神議り(かむはかり=会議)がなされました。
この神在祭の期間中には様々な祭典が古式ゆかしく斎行され、11月21日夕刻の神等去出祭(からさでさい)にて全国八百萬の神々は出雲大社をお発ちになられました。
出雲大社 詳細情報
出雲大社の詳細情報をまとめました。
住所 |
島根県出雲市大社町杵築東195 |
地図 |
電話 |
0853-53-3100 |
駐車場 |
出雲大社大駐車場・第二駐車場など神社の駐車場が無料であります。その他周辺駐車場も無料なところが多いです。詳しくはこちらをご覧ください。 |
公式サイト |
https://izumooyashiro.or.jp/ |
主祭神 |
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ) |
ご利益 |
縁結び(縁結びは男女の縁だけでなく、人々を取り巻くあらゆる繋がりのご縁を結ぶものとされる) |
出雲大社の境内
さぁ、八百万の神様が集っていらっしゃる神在祭の出雲大社をめぐってみましょう。
勢溜(せいだまり)の大鳥居(二の鳥居)
この鳥居の道をはさんで向かい側にあるのがスターバックス出雲大社店です。
二の鳥居にこんなに人が並んでいました。
ここから本殿までかなりの距離があります。どうなることやらと思っていたら・・・。
並んでいたのは小さな社前でした。
「祓社(はらえのやしろ)」です。(写真撮ってなくてすみません)
この社は、まず心身を清めるために参拝するそうです。
参道の中程にあります。
私は今まで一回もお参りしたことはなく、これからもしないかも。
かなりの行列を横に見ながら参道を進んでいきます。
↓二の鳥居をくぐるとこのような広い参道が続いています。
松ぼっくりやどんぐりがお供えされていました。
ムスビの御神像(大国主大神)
↓御祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。
銅の鳥居(四の鳥居)
さぁ、いよいよ出雲大社の立派な拝殿が見えてきました。
手前の最後の鳥居が「銅の鳥居」になります。
拝殿
鳥居の先に見えるのが出雲大社の拝殿になります。
八足門
↓拝殿の奥にあるのが八足門です。この奥に本殿があります。
拝殿でお参りしても八足門でお参りしてもどちらでもいいです。(もちろん両方しても良い)
今回は八足門でお参りしました。
東十九社(ひがしじゅうくしゃ)
十九社(じゅうくしゃ)というのは出雲にいらした八百万の神様がお休みになられる場所です。
本殿の東側と西側があります。
まず東十九社にお参りしました。
神在月ということで、こちらも行列ができていました。
普段の出雲大社は扉が閉まっているのですが、神在祭の時期は開けてあって白いカーテンのような布状のものがかけてありました。
↓普段の出雲大社です。扉は閉まっています。
素鵞社(そがのやしろ)
ちょうど本殿の裏にあるのが素鵞社(そがのやしろ)になります。
以前、父の葬儀のあとの忌明けの風習で灘行きというのをしました。
いつも神在祭の時期でなくてもいつも人が並んでいるので、「みなさん四十九日が終わってここに来られている遺族さんなんだ〜」と思っていましたが、どうやら違うようです。
灘行きのときのように、稲佐の浜の砂と素鵞社(そがのやしろ)の砂を交換して持ち帰り、その砂をお守りにしたり、家の周りのまいたりするといいらしいです。
だからいつも人が多かったんですね!!(知らなかった)
出雲大社には子どもの頃から行っていますが、知らないことが多く驚きます。
こうやってブログを書くために調べていると知らないことがいっぱい出てきて勉強になります。
本殿
本殿を真裏から見たところです。この反対側に素鵞社(そがのやしろ)があります。
↓本殿を西側から見たところです。神秘的。
こちらも人がたくさんいてじーっと佇んでいる人が多かったです。
私も立ち止まって出雲大社のパワーを感じ取りました。
なぜかというと桜井識子さんの新装版 神社仏閣パワースポットで神さまとコンタクトしてきましたに「本殿の西の壁がすべて見える場所が一番パワーがもらえる。そこにしばらく立って、パワーをもらい、波動を上げていただくといい」と書いてあったからです。
私の他にもこの本を持って本殿の西の壁が見渡せるこの場所に立ち止まっている人が何人もいました。
こっそり見たら本にラインがたくさん引いてある方も。
西十九社(にしじゅうくしゃ)
西側にも神様がお休みになられる十九社があります。
こちらも扉が開いていて白い布がかけてありました。
八雲山
本殿の後ろにある山が八雲山です。
八雲山は聖域とされ、立ち入ることができません。
神楽殿
こちらは「大注連縄(おおしめなわ)」で有名な「神楽殿」になります。
紅葉
紅葉がちょうどいい季節でした。
出雲大社の紅葉をお楽しみください。
神在祭限定お札・お守り
なんと神在祭限定のお札とお守りがありました!
お札2枚(神在祭札と龍蛇神札)とお守り4つ(家族4人の神在祭守)をいただきました。
龍蛇神というのは大国さまのお使い神として八百万の神をお迎えになれらている神さまのこと。
神在祭の時期にテントが出ていましたので、この時期ゆかりの神さまということです。
台所の壁に貼り付けました。
↓こちらは「出雲大社神在祭お札」になります。玄関の壁に貼り付けました。
どうやって貼り付けたかというとセロテープを輪っかにして原始的に貼り付けています。
↓出雲大社の「神在祭御守」です。
↓裏には「出雲大社」と書いてあります。
縁起物
桜井識子さんの運気を上げる! 縁起物カレンダーBOOK2022 (扶桑社ムック)に紹介してあった「生弓生矢(いくゆみいくや)」も是非持ち帰りたいと思っていました。
1500円になります。
↓こちらが持ち帰った「生弓生矢(いくゆみいくや)」になります。
↑このような箱に入っているので、持ち帰りやすいです。
↓うまく飾れるか不安もありましたが、杞憂でした。
玄関のフェルト絵馬(息子が合格できたので今でも飾ってあります)の隣に置いてみました。
↓このように斜めになっていて安定感抜群です。
御朱印
御朱印もいただきました。
御朱印帳がもう少しでなくなりそうだったので、新しい御朱印帳を買いました。1200円です。
コロナ禍なので、御朱印は「書き置き」ですが、御朱印帳を買った場合は、その場で書いてくださいました。
↓私が今現在使っているのも出雲大社の御朱印帳です。
旧暦出雲の「神在社」巡拝スタンプラリー
出雲には出雲大社を含めて「神在社」が五社あります。
その五社でスタンプを押して楽しめるスタンプラリーがやっていたので参加しました。
↓無料でいただける冊子はこちら。
五社とは、出雲大社・日御碕神社・朝山神社・万九千神社・熊野大社になります。
朝山神社と熊野大社は行けませんでしたが、日御碕神社と万九千神社は行けました。
犬OK?
公式サイトの「ペット同伴での参拝は可能ですか?」の質問には以下のような回答でした。
神社の境内は、神様をお祀り申し上げ祭祀が執り行われる神域であるとともに、ご参拝の皆さまに清々しくお参りいただく聖地です。 飼い主の方の責任のもと、他の参拝者にご迷惑をお掛けすることがないよう、十分に留意してご参拝下さい。
尚、瑞垣内、御祈願のおまつりを奉仕します拝殿・神楽殿や、宝物殿などの建物内へのペット同伴での参入はお断りいたしています。
「基本的にはペット同伴はやめてほしいけど、仕方ないよね。連れてきてもいいけど、建物には入らないでね。」という出雲大社側の回答だと思います。
実際に犬を連れていた方を何人も見ました。
ただ、基本的に神社に犬を連れて行くことはタブーとされているので、「犬OK」と書かれている神社以外は私は連れて行きません。
今回の島根旅行に愛犬も連れて行きましたが、出雲大社参拝時にはペットホテルに一時預かりしてもらいました。
犬OKの神社はこちら。
まとめ
今回は「出雲大社」に行って参りました。
思いがけずすぐに叶って驚いています。
そして予想以上に人が多いです。
近隣のホテルが軒並み埋まっていたのもうなづけます。
神在祭のお札やお守りを授けてもらえるのも全然知りませんでした。
出雲神在祭五社のスタンプラリーも楽しかったです。
これは毎年行きたいという野望が出てきて困っています。
令和4年(2022年)の出雲大社の神在祭はいつ?
来年(令和4年)の神在祭情報を調べてみました。
出雲大社の来年度の予定ページによると2022年(令和4年)11月3日夜〜11月10日までとなっています。
今年よりもかなり早く感じます。
近隣の観光スポットや関連記事
↓素鵞社(そがのやしろ)について詳しく書いています。
出雲は遠くて行けない、という方、東京にも出雲大社の分祠がありました。
↓スターバックス出雲大社店の記事です。こちらは今回は行ってないので古い情報になります。
↓老舗の和菓子屋さんがやっているカフェです。今回行きましたが満席で入れず。過去に行った記事になります。
↓ここの炊き込みご飯が最高です。味を再現しようとしましたができませんでした。