こんにちは!日野 里映(ひの りえ@hinorie5)です。
新型コロナウイルスによる突然の休校が始まって2週目に入りました。
最近、人に会う度に「学校どうですか?」「先生は行ってるんですか?」と聞かれますので、詳しく書いてみようと思います。
出勤なの?
もちろん出勤です。
教員だけでなく、事務、用務員さん、給食調理員さんなどは基本的には全員出勤をしています。
先生も「学校に来てはいけない」わけではありません。
学校で何をしているの?
学校に行っても授業がないのに先生は何をしているのかと疑問をもたれる方もいると思いますので、何をしているかを書きます。
電話連絡
休校初日の職員朝会で、週に2、3回は電話をかけるように管理職から言われました。
初日は、低学年の学年から学校の電話を使って電話連絡をしてきました。
なかなか順番が回ってこなかった印象があります。
電話をかけてもたいていの保護者の方は仕事中のことが多いので、1回でつながらないこともしばしばでした。
こちらからかけなおしたり、折り返しの電話があったりしました。
こういう時、折り返してもらえると非常に助かります。
電話をかけて何を聞いているかと言うと、子供たちの体調、宿題が足りているか?休校になって子どもの世話などで困っていることはないか?などです。
休校2週目からは電話連絡の頻度をもう少し少なくしてもいいと言うことでした。
お仕事中に頻繁に電話をかけるのも気が引けるので頻度が少なくなってよかったです。
成績をつける
そう、今はちょうど成績付けの時期です。
授業も、テストも正直終わっていない科目もありますが、無理矢理にでも成績をつけるつけるようにとの事でしたので学年の先生方と相談をして成績をつけていきました。
特に所見(児童の教科の成績や行動の様子などを文章で書くこと。通常は褒める表現でまとめる。)は、1月と2月しか3学期はなく、行事も少ないため、書くことをひねり出すのが大変でした。
教室の掃除
成績付けと同じように、毎学期末にすることといえば教室の掃除とワックスがけです。
子どもがいれば手伝ってもらって机を全部廊下に出してからするのですが、今は私しかいないので、机を教室の半分に伏せて半分ずつ別の日にワックスがけをしました。
何にせよ、子どものいない教室は主人を失って悲しそうに思えます。
担当の仕事
あまり知られていないかもしれませんが、自分の担当するクラスのほかに小学校教員は係のような仕事が決められています。
その仕事も普段はじっくりとできないですが、ここぞとばかりやっつけています。
担当の教室掃除
担当の特別教室がある場合は、そこの掃除もします。
普段の学期末なら忙しいため、そこまで手が回らないことも多々ありますが、今回は時間があるので、そのような教室の掃除ができそうです。
例えばパソコン教室、図工室、理科室、図書室、家庭科室など。
まとめ
このように、いつもは、じっくりできない仕事をゆっくりとすることができます。
休校一週目は、すべての教職員が定時出勤定時退勤していましたが(うちの学校では)、2週目に入ると、さすがに時間休をとって帰っていく先生も増えてきました。
新型コロナウイルス対策で学校が休校になっているわけですので、本来なら教職員の時差出勤や積極的に有給を取ったりして皆が集わないほうがいいのかなと個人的には思っています。
子どもたちに学年末に会えないのは本当にさみしいです。
特に1週目は「子どもがいない〜」、「授業したい〜」とストレスマックスでした。
3月は学期末でもあり、学年末。(勉強もまだ終わっていないのに)
今まで作ってきたクラスを最高の終わり方にしようといろいろ考えていました。
が、ピンチはチャンス。