こんにちは!日野 里映(ひの りえ→プロフィールはこちら)です。
わたしは茜(あかね)ちゃんというトイプードルの女の子を飼っています。
11月で5歳になります。(2015年11月24日生まれ)
以前から犬が飼いたくて飼いたくてたまりませんでした。
念願の犬が飼えたのは約5年前になります。
猫も好きですが、犬の方がその何倍も好きです。
わたしが犬好きになったのはなぜか?考えてみました。
小さい頃犬を飼っていた
亡くなった父は犬が好きだったようです。
わたしが小さい頃に犬を飼っていたことがあります。
うろおぼえなのですが、わたしがおぼえているのは「わんこ」という犬と「ポチ」という犬。
どちらも雑種です。
同時期に飼っていたわけではなく、別々の時期に飼っていました。
わたしがせいぜい小学生以下の頃の話なので、どちらも短命だったのでしょう。
今にして思えば、外で飼い(犬小屋はあった)、えさはドッグフードではなくご飯に味噌汁をかけたものだったので短命だったのでしょう。
味噌汁もよく玉ねぎが入っていたと記憶しています。
玉ねぎは犬にはタブーです。
そのころ、特に「犬が大好き」というわけではありませんでした。
父と犬と一緒にそこら辺を散歩した記憶はありますが、「犬、こわいな〜」と思いながら散歩をしていました。
父が亡くなった今、どういう経緯で犬を飼うことになったのか、なぜ短命だったのかなど謎のままです。
わんころちゃん
わたしが犬好きになったのは、「わんころちゃん」という名前の犬の影響でしょう。
当時、わたしは高校生。(もう犬は飼ってはいませんでした)
中学では勉強ができ、がんばってがんばって県内では有名な進学校に入ることができました。
ただ、高校では何もかもうまくいきませんでした。
あれだけできた勉強もまわりがかしこくなるとできなくなりました。(よくある話です。)
中学校ではそこそこ仲の良い友達もいましたが、高校では友達作りにも失敗しました。
部活にも入りましたが、嫌ですぐにやめてしまうし。
そんなつまらない高校生活を送っていたわたしのもとにやってきたのが「わんころちゃん」。
「わんころちゃん」がある日うちにやってきたのです。
といっても飼っていたわけではありません。
夜になるとうちの納屋に寝に帰り、昼になるとどこかへ出かけていくという生活を続けていました。
「わんころちゃん」と呼ぶとなついてきてとてもかわいかったのです。
わたしの心の救いでした。
両親にお願いして飼うこともきっとできたでしょう。
けれどもそんなことをしたら「わんころちゃん」を鎖でつながなければならない。
そんなかわいそうなことはできない。
そう思い、「わんころちゃん」との生活を楽しんでいました。
そのうち「わんころちゃん」が夜になっても帰ってきませんでした。
心配で何日も探し回りましたが見つかりません。
さらに何日か経って父が「わんころちゃん」の死骸を見つけました。
どういう経緯があったのか謎ですが、うちの裏の枯れた川の中で死んでいたそうです。
わんころちゃんをなぜ飼わなかったのかと何度悔やんだかわかりません。
わたしが両親に頼んで飼ってもらっていたら、こんなことにはならなかったかもしれない。
自分の非力に腹が立ちました。
「わんころちゃん」についてはこちらにも書いています。
娘出産前
高校生の頃に「わんころちゃん」の影響で犬好きになりました。
「わんころちゃん」を失ったのは悲しかったけれども、犬のにおい、犬をなでる感触、犬との生活、すべてがわたしの心に焼きつきました。
その後、わたしは大学進学のため実家を出ます。
さらに年月が経ち、結婚することになり、出産が近づいてきました。
その頃も犬が大好きすぎて「お腹にいるのが赤ちゃんではなく犬だったらいいのに」と思ったりしました。
盲導犬
そして学校生活には犬との体験もあります。
3年生の国語で「盲導犬の訓練」という説明文を習うのですが、そのときに学校によっては「盲導犬体験」というのがあります。
わたしも何回か体験したことがあるのですが、実際に盲導犬を飼っている目の不自由な方が学校に来てくれて、盲導犬との生活について話してくださいます。
一番印象的だったのは、ハーネスによる盲導犬の仕事と仕事外の切替です。
「盲導犬を子どもたちになでさせてもらってもいいですか?」というこちらの依頼に「いいですよ」と応じてくださいました。
「ハーネスをしていると仕事モードなので、ハーネスを外しますね」とハーネスを外したとたんに、元気いっぱいになったのです。
盲導犬を触りたい子どもたちを列に並ばせていたのですが、盲導犬のはしゃぎぶりがすごかったのです。
先ほどまでの仕事モードからの切替に驚きました。
このように犬を飼う前のできごとですが、犬と触れ合うことができました。
犬を飼っていた同僚
そしてちょうどその頃、学校に犬を飼っている先生がいました。
犬を飼っている同僚は今までもいましたが、「犬が命」とか「犬のために働いている」とか「犬が亡くなったら学校をしばらく休む」とか犬愛が半端なかったのです。
犬との生活がうらやましてくて、うらやましくて。
ペットショップの店員さんの一言
上記の同僚の話でわたしの「犬飼いたい願望」はおさえられなくなっていました。
そんなとき行ったペットショップの店員さんと話していたとき、こんなことを言われました。
わたしが「犬って散歩が必要ですよね〜??」
すると店員さんが「チワワなどの小型犬なら散歩は必要ないですよ。家で遊ばせたら十分です。」と。
今にして思えば犬を売るための営業トークです。
チワワだって散歩が必要に決まっています。
だけど、わたしたち家族は、いえわたしは、この言葉にどれだけ救われたかわかりません。
これで犬を飼う決意ができたのですから。
(実際に飼ってからは散歩を毎日しています)
まとめ
わたしが犬好きになったのは、「わんころちゃん」の影響だということがわかりました。
それ以前に実際に犬を飼っていたのに、特に強烈な思い入れはなかったですから。
今でもたまに思い出します。
「わんころちゃん」のことを。
今は、茜(あかね)ちゃんと一緒に暮らせて幸せです。