こんにちは!日野 里映(ひの りえ)です。
令和元年5月14日、世界遺産委員会の諮問機関であるイコモス(ICOMOS)により、「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」を世界遺産に登録するよう勧告がありました!
7月6日に世界遺産に正式決定されました。
「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」は、大阪の南部に存在する巨大古墳群の総称です。百舌鳥(もず)エリア(堺市)の23基と、古市(ふるいち)エリア(羽曳野市・藤井寺市)の26基を合わせた49基が対象となります。
その中でも一番大きく有名なのが堺市の仁徳天皇陵!(教科書でも習いましたね!!)
近くを車で走ったことはありましたが、ちゃんと見学したことはなかったので、行ってきました。
「仁徳天皇陵古墳」の詳細情報
仁徳天皇陵古墳は、鍵穴の形をした墳丘の長さが486m、堀を含めた長さが840mもある日本最大の前方後円墳です。大仙公園の中にあります。大仙公園は緑豊かなとても素敵な公園です。
陵墓名 |
仁徳天皇百舌鳥耳原中陵(にんとくてんのうもずのみみはらのなかのみささぎ) |
別名 |
大山古墳・大仙陵古墳 |
所在地 |
大阪府堺市堺区大仙町 |
墳丘長 |
486m |
時代 |
5 世紀中頃 |
(データ提供:百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議)
①仁徳天皇陵古墳のアクセス・地図
最寄駅はJR百舌駅です。駅を降りたらすぐに大仙公園に着きます。
↑このように本当に気持ちのいい公園です。
②仁徳天皇陵のガイドさんのお話
しばらく歩くと仁徳天皇陵にお参りするところ?があります。
鳥居があるので、すぐにわかります。
鳥居の奥に見えるのが仁徳天皇陵の鍵穴の形の下の方に当たります。(森にしか見えませんが)
この手前の柵までしか一般人は入れません。
この柵の手前にガイドさんが何人かいらっしゃいました。
話を伺いました。
↑鳥居までの道を斜めに撮ったものですが。
一番手前までしか一般人は入れません。(さっきも書きましたが。)
そして内閣総理大臣でもまっすぐ進んだ階段の下までしか行けないそうです。
皇室の方でも(どのような範囲か知りませんが、ガイドさんは「天皇」とおっしゃっていました。)奥の柵を超えた鳥居の下までしか入れないそうです。
古墳には誰も立ち入れないということでした。
仁徳天皇陵のお堀は1つしかないと思っていましたが、実は3重になっているそうです。
上の写真のお堀は一番外のお堀(3重目)に当たります。
世界三大陵墓と言われているのはクフ王のピラミッド、秦の始皇帝陵、仁徳天皇陵だそうですが(日本だけ?)面積は、仁徳天皇陵が世界一だそうです。
ちなみに高さはもちろんクフ王のピラミッドが世界一、体積になると地下にもある秦の始皇帝陵だそうです。
↑大仙公園内の堺市博物館(とってもおすすめ)に置いてあった模型です。
イオンカードやJAFカードを持っている方なら提示するだけで、堺市博物館の入館料200円が160円になります。
↑サカイタケル くんです。
とにかく世界文化遺産が正式に決まると、人がどっと押し寄せるそうなので、「今がチャンス」とガイドさん。
まとめ
なんとなく立ち寄った「仁徳天皇陵」でしたが、行って本当によかったと思っています。
ガイドさんのお話もおもしろかったですし、大仙公園が美しすぎました。
と〜っても広くてワンちゃんを散歩している人もたくさんいました。
今度は茜を連れてってやりたいと思います。