こんにちは!日野 里映(ひの りえ→プロフィールはこちら)です。
献血が趣味です。
2ヶ月に1度くらいは行っていました。
それが前回行ったのは2020年3月27日。
休校後の春休み中ですね。
4月からは非常事態宣言が出て、献血に行くのが怖くなりました。
(非常事態宣言が出ても献血は必要です、と言われていたのに、自分が情けない。)
学校が始まってからはバタバタしてしまい、4ヶ月以上間隔が空いてしまいました。
とにかく久しぶりに献血に行けてほっとしています。
献血への憧れ
私の母は献血が大好きな人でしたが、私は全く興味がありませんでした。
今から思うともったいない。
興味が出てきたのは娘の一言。
「○○の献血ルーム、すごくいいらしいで。きれいだし、ドリンク飲み放題だし、アイスとかパンとかももらえるって。」
友達が行ってきたらしいのです。
「一緒に行こう」と言いながらも、なかなか行けませんでした。
2人のタイミングがそろわなかったり、薬を飲んでいたり。
献血できない
そして私の献血熱が高まってきたのが2017年末。約3年前になります。
献血ルーム1回目←体重制限で無理
ちょうど献血ルームの近くの歯医者さんに行ってきた帰りに寄ってみたのでした。
勇気を振り絞って献血ルームの受付へ。
受付へたどり着く前に受付の人が私の方へ近づいてきて、「50kgありますか?今の時間は400mlの献血しか受け付けていません。」とのこと。
そう、400mlの献血をしようと思うと男女ともに50kgないとできないのです。
「午前中なら200mlの献血もできるのですが。」と残念そうな受付の人。
私もがっかりでした。
↓採血基準です。
要するに400mlの全血献血しようと思うなら男女とも体重が50kg以上ないとできないわけです。
200mlや成分献血なら男性45kg以上、女性40kg以上あればできます。
私の体重(45〜46kgくらい)なら全血献血の200mlか成分献血しかできないわけです。
献血ルーム2回目←歯医者帰りで無理
2回目のチャレンジは2018年の1月末です。
前回の失敗から約1ヶ月後になります。
またまた歯医者帰りに献血ルームへ。(←ちゃんと調べようよ、私)
今度は失敗したくないと思い献血ルームへ電話しました。
「体重が50kgないですが、今から行ってできるのありますか?」と聞くとOKだったので、「今度こそ献血できる〜」と喜んで献血ルームへ行ってみました。
そしたら、なんと「歯医者帰り」が引っかかりました。
↓これです。
「①3日以内に出血を伴う歯科治療を受けた方」というところです。
「出血はしてないですよ。」と言ったものの、「歯医者はダメです。」と受付の人に言われてしまいました。
あえなく2回目も失敗。
せっかく長いエレベーターを乗ってきたのに。
初めての献血←3度目の正直
もうこうなったら意地でも献血したい、という訳のわからない方向へ行っていました(笑
3回目のチャレンジは2018年の夏休みになります。
2回目のチャレンジから7ヶ月後になります。
この日は婦人科の検診の後に献血ルームへ寄っています。
婦人科の近くの献血ルームなので、1,2回目の献血ルームとは違うルームです。
1、2回目の献血ルームとは違い、すごくウェルカムだったのを覚えています。
入り口では人が立っていて「呼び込み」をしていたし、中に入ったら笑顔で「こちらで受付しまーす」と呼ばれるし。
3回目のチャレンジで献血成功しました。
すごく良い献血ルームさんでした。
↓当時はアルフォートをいただいてたんですね〜。
今ではパンをもらっています。
献血の流れ
献血にとても興味があるけど、具体的にはどんな感じなの?と思う人のために献血の流れを書きます。
①検温
2019年12月からコロナの影響で献血ルームに入る前に非接触型体温計で検温されます。
発熱していたら献血を断られると思われます。
②受付
本人確認書類が必要です。2回目以降は献血カードを作ってもらっているので簡単になります。
③質問への回答
タブレットで上記の質問に一つ一つ答えていきます。
④問診
問診と言っても「体調いいですか?」と聞かれるくらいです。
血圧を測られます。
ちなみに血圧が低すぎて、ここで献血を断られた知人を知っています。
私も何度か測られ焦ったことがありました。
⑤ヘモグロビン濃度測定
献血前に採血をされます。
ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかの測定や血液型の事前検査などを行います。
私の場合は、右の血管の方がよく出るらしく、献血はいつも右です。
なのでこの採血はほぼ左腕で採られます。
⑥採血
そしていよいよお楽しみの献血です。
私が行ったことのある献血ルームのベッドは、美容院の椅子のようなベッドです。
フラットなベッドではありません。
時間が長くなるので、この時までにお手洗いを済ませましょう。
採血時間は、全血献血は10〜15分程度、成分献血は40〜90分程度とかなり幅があります。
私はいつも成分献血ですが、30分で終わる時もあれば、50分くらいかかるときもあります。
血の流れなどにより時間が変わるとのことです。
↓献血中の私の膝の上です。バスタオルをかけてくれます。
私はいつも右腕で献血されるので、携帯の操作がやりにくくてたまりません。(右利きなので)
いつもはテレビを見て時間をつぶしているのですが、今回はKindleを持ってきました。
これなら左手でめくるだけなので本もたっぷり読めてなかなかよかったです。
テレビは切りました。
(採血ベッド一つ一つにテレビがついています)
⑦血圧測定
献血が終わっても、まだ安心はできません。
最後の血圧測定がベッドの上であります。
血圧測定が終われば「ゆっくりベッドから降りてください。」と言われます。
⑧休憩
献血後はルームで15分は休憩するように言われます。
特に初回は「ルームにいる間に飲み物を4杯は飲んでくださいね。」と言われ驚いた記憶があります。
↓飲み物はもちろん無料です。
⑨献血カード受け取り
献血カードというのは献血の記録などのカードです。
これがあれば、2回目からの献血はスムーズです。
コインももらい、コインでパンかアイスかお菓子をいただけます。
↓私は最近はこちらのパンをもらっています。
いつもは加工食品やパンなどはなるべく食べないようにしています。
私が普段パンを食べるのは給食のパンのみです。
つまりこういう「菓子パン」は一切食べません。
献血の時は、このパンも食べていいし、いつもは飲まない甘い飲み物もOKにしています。
たま〜に食べると本当に美味しい。
献血への思い
最初は娘と「お茶がわりに行こう」と思っていた献血ルーム。
それが今では考え方も変わり、「親切」をするために行く場所になっています。
私はもともと親切ではない人間なので、人よりも「親切」をしよう、と意識しないと普通レベルまでいかないのです。
100年日記にも「☆親切」の項目を作って毎日親切を一つはしようと心がけているくらい。
まとめ
献血はお楽しみがたくさんあります。
私にとってはチートデイみたいになっていて、普段は飲まない甘い飲み物も遠慮せずに飲みます。
菓子パンもたべてもいい。
健康オタクなので翌日にメールで届く血液検査も楽しみなのです。
しかも前2回と合わせて比較検討もできるのです。
記録魔なので、その記録が献血のマイページに記録されていくのも楽しい。
だから母の時代の献血よりももっと楽しいのです。(当時は献血手帳)
それから「薬のんだら献血一切ダメ」と思っていましたが、今回調べたら大丈夫な薬もありました。
花粉症の時期は「薬飲んでるから献血できない〜」と信じ込んでいましたが、大丈夫なんですね〜。
今年の春は花粉症は治ってしまったので、薬はいらなかったので安心して献血に行きましたが。