こんにちは!日野 里映(ひの りえ)です。
豊臣秀吉さんの強運の秘密(運玉)のことをブログに書きました。
豊臣秀吉さんのお墓は京都の豊国廟(ほうこくびょう)にあります。
とてもとても長い階段を登らなければたどりつけません。
今までに3回お参りしています。
初めて行ったのは2016年8月14日です。
『運玉』を初めて読んだのは2015年の11月なので読んでから9ヶ月も経っています。
1回目:2016年8月14日(日)日吉大社、晴明神社のあとにお参りしました。
その日は滋賀県にある日吉大社に初めて行った日でした。
その後、京都へ行き晴明神社にお参りしました。
朝早く出かけたので時間があるからまだどっか行こっか、という話になり、「じゃあ豊国廟行く?」という流れになりました。
桜井識子さんの運玉 見えないけど誰もが持つ人生を左右する幸運の源を読んでから「お参りしたい」とずっと思っていたので。
ただ、行こうと思って「豊国廟」で検索しても出てこないし、識子さんの本にも具体的な場所は書いてありません。
今(2020年1月)でこそ「豊国廟」で検索したら「京都市の史跡」「豊臣秀吉の墓所」とすぐに出てきますが、当時(2016年8月)は本当に出てこなかったんです。
多分もともとそんなに有名な史跡ではなかったのを、ここまで有名にしたのは桜井識子さんのお力なんでしょうね〜。
桜井さん曰く秀吉さんは人が来なくて寂しがっていた、とのことなので、たくさんの人がお参りに来られて(検索したらすぐ出てくるほどに)喜んでいらっしゃることでしょう。
話は2016年に戻ります。
検索しても出て来ないし本にも住所などが書いていないので、まず秀吉さんを祀っている豊国神社(もちろん京都の、大阪にも豊国神社はあります。京都は「とよくにじんじゃ」、大阪のは「ほうこくじんじゃ」と読みます。)に行ってみました。
ひょうたんが育っていました。
その奥に見えるぶら下がっているものは、ひょうたんの形の絵馬です。(秀吉さんの旗印は千成りひょうたん)
でもどこをどうみても豊国廟らしきものはありません。
そこで神社の人に聞けば良かったのですが、なぜか聞かず(恥ずかしがり屋?)豊国廟らしき場所の近所を歩いていた人に聞いたりしてやっとたどり着けました。
憧れの初・豊国廟〜。
この階段の上にお墓(五輪塔)があります。
この手前に小さな建物(豊国廟の受付)があり、人がいる時といない時があります。
いる時は「秀吉公のお墓にいかれますか?往復で30分くらいかかりますよ。」などと声をかけてもらえます。
その時に拝観料100円を納めます。ここで御朱印もいただけます。
人がいない時はこの階段の柵のところにお金を入れる場所があるので拝観料100円を入れます。
豊国廟は駐車場が有料で500円かかります。(豊国神社は無料)
豊国神社と豊国廟は離れているので、車で移動しています。
この階段は489段あるそうですが、ここにくる前に駐車場からも階段を登ってくるので、500段以上の階段を登る必要があります。
この長〜い階段を登ると五輪塔(御墳墓)があります。
五輪石塔は高さ10mです。
この日は豊国廟に行く予定はなく、よって長い階段を歩く予定はなくかかとの高いサンダルを履いていました。
だから階段のきつかったこと、この上なかったです。真夏で暑いし。
手すりなどもなかったので登るよりもむしろ下りが怖かったです。
が、五輪塔では秀吉さんに色々話しかけることができ(そういう能力はないので一方通行ですが)お供え物もできて楽しいひと時でした。
アゲハ蝶がたくさん舞っていて歓迎ムードも満載でした。
2回目:2016年12月11日(日)あの有名な方広寺の鐘の文字も見れました。
まずは前回と同じように豊国神社へお参りしました。
1回目に行った頃はまだ御朱印集めをしていなかったんですが、この頃はしていたので御朱印もいただきました。
豊国神社の隣は有名な方広寺があります。
豊臣秀頼(秀吉の息子)が鋳造した方広寺の鐘の文字に徳川家康がいちゃもんをつけた事件です。
銘文中の「国家安康」の文字が家康の名前を分断し、「君臣豊楽」の文字が豊臣家の繁栄を祈願していると非難しました。
これにより大坂の陣が起こり、豊臣家は滅亡しました。
方広寺の鐘です。実際につくこともできます。
たくさんの人が並んでいました。並んで並んで鐘をつかせていただきました。
白く囲ってあるところが「国家安康」と「君臣豊楽」です。
実物はとてもとても小さな字です。ほんとうに「いちゃもん」です。
その後、豊国廟へ。
ここでも御朱印をいただきました。
豊国廟の有料駐車場(500円)に停めてから、この階段を登っていくと豊国廟の受付につきます。
そして500段以上の階段を登って行くと豊国廟にたどり着きます。
時間的には登りでも10分ちょっとで着きます。(私の足では)
が、階段がすごいので下りは膝がガクガクします。(私だけ?)
1回目は真夏だったので、汗だくになりましたが、2回目は冬だったのでその点良かったです。
この日も秀吉さんにたくさんの話をして(一方的に)足取り軽く(膝はガクガクしていますが)下りて行きました。
おすすめは夏よりも冬です。
3回目:2018年1月3日(水)三が日の特別な御朱印をいただきました。
豊国廟レポート3回目です。
行ったのは2018年のお正月です。
1月3日に伏見稲荷大社に初詣に行った後に行きました。
豊国廟へ行く時のいつものルートで、まずは豊国神社へ。
豊国廟の有料駐車場(500円)からの眺めです。鳥居が見えます。
この階段↑を登り鳥居をくぐりぬけるとまた階段があります。
豊国廟へ上がる階段です。
この前に小さな建物(受付)があり、そこで豊国廟の御朱印がいただけます。
人がいないときはこの階段↓の柵にくくりつけられているところにお金(100円)を入れます。
小さな建物(受付)に人がいるときに、そこで100円払うとこのような豊国廟等拝券がもらえます。
これが豊国廟の階段です。
これを登り切れば着くと思うじゃないですか。
でも違います。
さらに階段が続きます。約500段。
頂上の五輪塔に着きました。
豊臣秀吉公の墓です。
3回目と慣れたためか9分ほどで頂上に着きました。
でも足はかなり疲れます。
そして達成感があります。
きりりとした青空のもと、またまた秀吉さんに近況報告などしながらお供え物をして(もちろんそれは持ち帰ります。)下りました。
またまた膝がガクガク。でも楽しー。
三が日特別御朱印をいただきました。
三が日は豊国神社も豊国廟もいつもと違う御朱印がいただけます。
豊国神社の御朱印はこちら。三が日はゴールドの字になります。かっこいい。
普段の御朱印はこちら。
そして豊国廟の三が日特別御朱印はこちら。
普段のはこちら。
紙がゴールドから紫になり、豊太閤関白印のスタンプが赤からゴールドになっています。
4回目:2019年1月3日 3が日限定御朱印がいただけませんでした(涙)
4回目の豊国廟は(何回行くねん?というツッコミは置いといて)ちょうど1年後の2019年1月3日に行きました。
昨年と同じく「三が日限定御朱印」をいただきたくて。
伏見稲荷大社にお参りした後だったので、豊国廟駐車場に着いたのが14:23。
受付の人の話だと昼過ぎには限定御朱印がなくなったとのこと。
来年もし行くなら早めに行こうと心に誓いました。
その後お参りした豊国神社では三が日限定御朱印がいただけました。
5回目:2019年5月1日 「令和元年皐月初日」の御朱印がいただけました。
そして5回目は令和が明けたので、初日の御朱印をいただきに行ったのでした。
御朱印が2つあって選べたので、両方いただきました。
もちろん豊国神社も行きました。
5月1日の御朱印は御朱印帳に書いてもらうタイプと紙でもらうタイプが選べました。
私は紙を選びました。御朱印帳2ページ分(見開き)の大きさだったので600円でした。
写真ではわかりにくいですが、実物はもっと紙の色がゴールドです。
6回目:2020年1月2日 三ヶ日限定御朱印ゲットならず(涙)
昨年は14:00過ぎてから豊国廟に着いたので、三ヶ日限定御朱印がもらえませんでした。
なので今年は伏見稲荷大社にお参りする前に行きました。
家を出るのが遅かったため豊国廟に着いたのが12:54。
またダメでした〜(涙)
こちらの普通の御朱印をいただきました。
豊国廟の拝観料を払うとこの人が教えてくれましたが、三ヶ日限定御朱印は63枚しかないそうです。
各日の配布数は教えていただけませんでしたが、元日には朝6時半から並んでいるそうです。
↓豊国廟です。とてもいい天気で青空が気持ちよかったです。私の足で登りも下りも8分でした。つまり往復16分。
手を合わせ終わったところで「一緒にお線香をあげませんか?」と初老の男性が話しかけてこられました。
御供物はいつも持っていきますが、線香まで持ってなかったので、お言葉に甘えて線香をあげさせていただきました。
その後、豊国神社へ向かいました。
↓
↓お正月なので参拝の列ができていました。
↓豊国神社は、まだ三ヶ日限定御朱印はありましたが、普通の御朱印をいただきました。
豊国廟と豊国神社のご案内
豊国神社(とよくにじんじゃ)
住所 |
京都市東山区茶屋町530 |
地図 |
電話 |
075ー561ー3802 |
アクセス |
京阪電車 七条下車 徒歩約10分
市バス 博物館三十三間堂前下車 徒歩約5分 |
駐車場 |
バス2台分 無料
自家用車15台分 無料 |
車椅子による見学 |
可(介添人要す) |
豊国廟
住所 |
京都市東山区今熊野北日吉町61−1 |
地図 |
駐車場 |
有料(500円) |
電話番号はありません。
京都女子大学や新日吉神宮の近くです。豊国神社とは場所が離れています。
豊国神社と豊国廟のセットで行かれることをおすすめしますが、どうしても1つだけ、というなら豊国廟へどうぞ。
500段以上の階段(駐車場から数えると)を登ってみてください。
五輪石塔では時間がゆっくり流れます。