こんにちは！日野 里映（ひの りえ）です。
『トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ』という本を読みました。
本の帯を見ると、すべて間違いダイエットとして以下が書いてありました。
カロリーを減らす、運動量を増やす、朝からしっかり食べる、肉を摂る、脂肪は食べない
１６時間断食をしているので、「朝からしっかり食べる」がNGと書いてあり、断食についても書いてありそうなので買いました。
トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ
「カロリー制限」が間違っているなんて思っている人はいないと思います。
今までの「常識」だと思っていたものが覆されるのがおもしろい本です。
私が子どもの頃って「卵はコレステロールの塊」なんて言われていましたが、今そんなことを言う人は誰もいませんもんね。
栄養学も変わるものですね。
私の心に響いた３点を紹介します。
① 残念ながら、走っても、走っても、やせません
タンザニアのハッツァという民族は、食料を採取するために１日に２４〜３２キロも足で移動する。彼らが１日に燃やすカロリーは、欧米諸国の一般的な成人とほとんど変わらないことがわかった。
「運動したらやせる」、「食べた以上に動くとやせる」というのは、私たちが幼い頃から身につけた「常識」ですよね。
誰も疑わないし、そもそも真実だと思っていました。
それが「そうでもない」ということが理路整然と述べられています。
ただ、運動ではやせないが、「ストレス放出には効果的」と書いてありました。
運動の効果は、「メンタルの安定」「頭をよくする」とメンタリストDaiGoさんが言っていましたが、生きていくためには運動は絶対必要だが、痩せるために運動をするのは間違っている、ということでしょう。
② 太りにくい睡眠時間は７時間
「睡眠不足は太る」というのは数年前から知っていました。
そのことを最初に聞いたときには、「たくさん起きてる方がカロリーを消費するので、痩せるのでは？」と思っていましたが、睡眠不足は本当に太るそうです。
この本によると、睡眠不足そのものよりもそれによりストレスホルモンが活性化して空腹になるメカニズムが働くことが問題だなんだそうです。
いずれにせよ、「睡眠時間7時間」というのは、太りにくいだけでなく、健康にいいようです。
しっかり眠りたいものです。
③体にとって「朝食」は不要のもの
朝食については「起きてすぐに食べる必要はまったくない。」とバッサリでした。
朝食が不要な理由は以下になります。
・体内で作られるコルチゾールとアドレナリンの刺激によってグルコースが血中に放出され、すぐにエネルギーが使える状態になっているので、さらに食べてエネルギーを補給する必要はない。
・朝食を食べれば食べるほど、１日の摂取カロリーは増え、１日のなかで食べる回数も増える。要するに太る。
今、１６時間断食（プチ断食）に興味を持って、計画を進めているので、この「朝食」についての話は興味深く読みました。
本には断食についても書いてありました。
著者の病院ではどうやら糖尿病患者に２４時間から３６時間の間欠的ファスティングを行っているようです。
これは何食も抜くので、とってもつらそうです。
１６時間断食についても書いてありました。
ファスティングの期間を短くする場合は、その分、頻繁に行うのが一般的だ。毎日、１６時間のファスティングをするという人もいる。その場合は、食事は残る８時間にすべて済ますことになる。
まとめ
今回は、『トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ 』について書きました。
私が一番読みたかった「１６時間断食」については上記の文章だけでしたが、そのほかの知識が満載で勉強になりました。
この本を読んで、すでに実行していることで続けたいことは、「運動」、「睡眠時間７時間」、「１６時間断食」の３つです。
運動はやせるためにはならないかもしれませんが、筋肉をつけ、基礎代謝を上げる働きがあると思うのです。
体脂肪率も下げたいので、私は脚の筋トレしかしていません。（筋トレとしては）あと「走る」のも「やせる」ためにはよくないらしいので、私はとにかく「歩く」ようにしています。ジムのウォーキングマシンでも日常生活でも。
あっ、でも「走る」のが趣味で楽しくてって人は続けたらいいと思います。私は子どもの頃から走るの苦手。
「睡眠時間７時間」が一番難しい目標ですが、睡眠時間があるからこそ、その上に「１６時間断食」や栄養が生きてくると思うのです。
睡眠が健康の一番のベースなのでがんばります。
次回は睡眠について書いてみます。
