こんにちは!日野 里映(ひの りえ→プロフィールはこちら)です。
『ワンフレーズ心理テクニック』という本を読みました。
この本は、「ワンフレーズでマイナスをプラスに変えられる」本です。
『ワンフレーズ心理テクニック』
『ワンフレーズ心理テクニック』
日々生きているとイヤなこともあるし、こうなったらさらにいいなぁということもあります。
身近なできる人と比べて自分が情けなくなったり、自分の意志の弱さを呪ったり。
そんなときにワンフレーズで心に「効く」のがこの本です。
わたしが「これは使える!!」と特に思った3つを紹介します。
①伝えられることはひとつだけ
人って本当に人の話を聞いていないものだな〜と日々痛感します。
他人だけでなく自分もきっとそうなんでしょう。
同僚の教員にも前に言ったことを初耳のように言われたり(何回か言ったんだけどな〜と心の中で思う)して「大人でも聞いてないんだ!!子どもなら尚更だよな。」と思います。
ついつい子どもたちには「伝えたいこと」がありすぎて一度に何個も話をしてしまいます。
彼らのためを思って言っているつもりなんだけど、全然入らなかったら意味がない。
「一度に伝えられることはひとつだけ」
これは肝に命じようと思ったのでした。
②これから悲しいニュースは一切見ない
事故や自殺、殺人など、やりきれない気持ちになるニュースを見ると人は甘いものを食べたくなる。
わたし自身は甘いものは食べますし、無理に我慢をしようとは思わない。
そんなことをしなくても体重は減りますし。
けれども、悲しいニュースを見ることによって、わたしの本当の気持ちではなく、動かされた気持ちで甘いものを食べるのは良くない。
それにダイエットだけでなく、悲しいニュースってメンタルや体に悪影響しかないような気がします。
家族が朝のニュース番組をつけているので、ついつい耳に入ったりはするのですが、アレクサに積極的にニュースを見せてもらうのはやめました。
③来年、再来年はもっと楽しい!
このフレーズ、メンタリストDaiGoさんっぽくないと思いませんか?
スピリチュアルっぽいし(わたしは好きですが)、楽観的すぎるような気がします。
ただ、これも研究結果から導かれたものです。
アメリカのイェール大学で平均年齢50歳の男女約650人に「歳をとるとあなたの価値は上がりますか?下がりますか?」と質問し、その後23年間の健康状態を追跡調査したもの。その結果、年齢を重ねることをポジティブにとらえていた人の寿命は、否定的にとらえていた人よりも7.6年も長かったのです。
年齢を重ねることを不幸だととらえるよりもポジティブにとらえようってことにつながる研究結果だと思うのですが、
それをいい感じであらわしている良いフレーズだと思います。
実際に、年齢を重ねるのをとても不安に思っている自分がいます。
健康オタクで健康に気をつけて、毎日運動して、瞑想しているわたしでも病気になるかもしれないし、経済的な面で老後の心配もあるし、気持ちは若くてもいつまで働けるかな〜など心配はつきません。
やはり体面の心配がつきないもの。
それでも「来年、再来年はもっと楽しい!」という文字を見るだけで気が楽になる。
楽しくなる。
このフレーズで心配がなくなるわけではないけど、気分が明るくなるなら神フレーズです。
このフレーズ「来年、再来年はもっと楽しい!」をiPhoneアプリ「100年日記」の「定型文」に追加しました。
まとめ
今回は『ワンフレーズ心理テクニック』を読みました。
気楽な読み物として手に取った文庫本でした。
が、
ほかにもいいフレーズがいっぱい載っています。
それに読みやすい本です。