こんにちは!日野 里映(ひの りえ)です。
「引き寄せ」の魔法
この本は奥平亜美衣さんの13冊目の本です。
この本は、亜美衣さんの悩み相談の本です。
引き寄せを実践していく間に、実際の悩みが出てくることはよくあります。そんなとき「引き寄せ的にはどう考えればいいの?」の問いになることは間違いなし。
人間関係、心と体、家族、お金と4つの大きな項目に分かれていて、自分の悩みに近いものをすぐに探すことができます。
今の私の心に響いた3つのことを紹介します。
① 引き寄せがうまくいっている人だって望まないものを消すことはできない。
ご近所さんが出す騒音に悩んでいる人への亜美衣さんの答えはこうでした。
「自分たちは正しくて、相手が悪い。」「なんとかして騒音をやめさせたい」という気持ちだと思いますが、そう思い続けている限り、あなたは「自分たちを悩ませる悪い相手」を作り出していく。・・・望まないものを消すためには、この問題についてはできるだけ気にせずにスルーすることです。
(気づき)
「引き寄せの法則」とは、今の自分の思考・感情・気分と同調するものを自分の現実にそのまま引き寄せる、という法則ですが、「引き寄せ」というと「悪いことが一切起きない」と勘違いしている人もいるようですが、そんなことはありません。
「いいこと」も引き寄せますが、それでも「悪いこと」も起きているんです。
その中で、どうしていくか?というのが「引き寄せ」であって、次の現実を自ら作り出していけるのです。
そしてその中でも「スルーするのが一番」と亜美衣さんはよく著書に書かれています。
これが、なかなかできないことなんですけれども。
それでも「スルーして自分の今の幸せを感じるのが一番」だということです。
何度も何度も体と心にしみこませます。
② 未来は想像を超える!!
「老後の暮らしを考えると、不安でならない。」への亜美衣さんの答えはこうでした。
未来のことを考えて今、不安になっていると、それは常に不安を引き寄せ続けてしまう。例えば20年前はスマホなんて想像もできなかった。未来は想像を超えているのだから、今、将来のことを考えても意味はない。
(気づき)
あ〜、なんかスッキリ。
不安が不安を引き寄せ、心配が心配を引き寄せる。
だから私の引き寄せは今一歩のところで止まっていた、と自分で気づいた記事を書きました。
その説明がはっきり、くっきり書いてあったので至極納得ですよ。
たしかに未来のことなんてわからない。
私が子供の頃にはスマホはおろか携帯電話さえもできるなんて思いもしなかった。
これからの未来はもっとわからない。
わからないことを心配しても不安がっても仕方がない。
それに心配や不安はそれらを引き寄せる、とわかっているんだから絶対に考えたくない、と決意を新たにしました。
③未来なんてない、今しかない!!
「約20年、主婦しかやってこなかった私。もし夫がいなくなったら、と思うと生活力のない自分が不安です。」という相談の答えはこうでした。
「起こってもいない起こってほしくないこと」を考えるのはやめましょう。それらを引き寄せてしまいます。それよりも夫がずっと経済的に支えてくれたことだったり、子どもたちが自分の人生を生きていることに感謝しましょう。
その感謝を忘れてしまわない限り、あなたは必ず感謝できるような現実を引き寄せ続けます。あなたが、今ある幸せに目を向け続ける限り、それが続きます。未来なんてない、今しかないのです。今、感じていることが永遠なのです。
(気づき)
上の文章の線を引いたところに感動しまくりました。
私はついつい「今、がんばって将来幸せになる」というような考え方をしてしまいます。
それは親からの教えであったり、学校の教育であったりで、体と心に染み込んでいます。
でもでも幸せを感じるのは「今」しかないんですよね。
「今」幸せを感じて、これからもずーっと幸せを感じ続けたいです。
まとめ
亜美衣さんの「引き寄せの法則」はとてもシンプルでわかりやすいところが気に入っています。
それでも実生活を行なっていると、「こういうときは引き寄せ的にどう考えればいいんだろう?」と思うことも多々あります。
その回答がかなりの確率で得られるのがこの本です。
紹介したもの以外にも、不倫、ニート、いじめなど亜美衣さんがどういう回答をされるのか興味深く読ませていただきました。
は〜、引き寄せ的にはそうなのね??と目が点になることもありました。
価値観がちょっと変わる。そんな本かもしれません。