こんにちは!日野 里映(ひの りえ)です。
「引き寄せ」の魔法
この本は奥平亜美衣さんの14冊目の本です。
この本は、亜美衣さん初の子育て・こどもの教育について書かれた本です。
一般の学校教育と引き寄せは正反対のところも多々あると思うのですが、亜美衣さんはどのように書いているのか楽しみでした。
母親として一教育者として読みました。
今の私の心に響いた3つのことを紹介します。
① 学校教育が問題なのかな?
亜美衣さんが学校教育について買いていたところを引用します。
学校教育にどっぷりとつかって周囲と自分を比べ始める前は、子ども自身が、自分の人生に大きな問題を感じていたり、自分には価値がないと感じていたりすることはありません。
毎日に幸せを感じ、自分たちには毎日を楽しむパワーや能力があると信じて、そして、世界に問題があるとは感じていないでしょう。
(気づき)
学校教育もそうですが、集団の中に入るとついつい周りと比べてしまいます。
親もそうであるし、何より本人も周りと自然に比べて「あっ、自分は結構勉強ができているほうだな。」と思ったり、「自分は人よりも運動が得意なんだな。」と思い優越感を感じるこどももいます。
その反対に、「勉強ができない方なんだな。」とか「勉強も運動も自信がないな。」と思い劣等感を感じるこどももいます。
そういう気づきはあっていいし、集団の中で生きるというのはそういうことだと思うんです。
けれども優越感でもなく劣等感でもなく「自分には才能があり、価値があるんだ!」ということを、こどもたちに感じて欲しいものです。
そのために私ができることは「こどもたち1人ひとりをスペシャルな存在だと思うこと」。
親であれ、教師であれ、子どもに指導する立場であるならば、一人ひとりをスペシャルだと感じることによって、それは自然にこどもたちに伝わります。
それが自己肯定感を育てることにつながると思うのです。
② 親の仕事は、子どもに「人生はすばらしい」と教えること
子育てでいちばん大切なことは何かという問いに亜美衣さんはこう答えています。
私は、親の最大の仕事は、子どもに「人生はすばらすばらしいものなんだ」ということを教えることだと思います。
世界には幸せがあふれていること、どんな状況でも自分次第で楽しめるということを子どもに教えていきたいです。
(気づき)
本当にそうですよね〜。
だから私はこどもたちに言いたくない言葉があります。
「仕事は大変だよ。」
「お金を稼ぐのはしんどいよ。つらいことばかりだよ。」
「そんなことじゃ、ちゃんとした大人になれないよ。」
こどもが自分の意に沿わないことをしたときに、もっとちゃんとしてほしいと、ついつい言ってしまうこともあるでしょう。
もちろんそれはこどもを本当に心配してのこと。こどもの幸せを願ってのこと。それはわかっています。
だけれども、そう言う人が多いからこそ私はそれらを言いたくない。
自分のこどもにも学校のこどもたちにも。
「学校の先生って大変だと思うでしょ?でもでも楽しいことがいっぱいあるんやで〜。めっちゃ幸せやねんで。」とこどもたちにも言っています。
そして実際に私以外にそう言っている先生に出会ったことがあります。
彼女は本当にキラキラした先生でした。そしていつも楽しそうでした。彼女の影響を受けているのかもしれません。
以前、娘に「ままん、学校楽しいやろ?」と言われたことがあります。
「うん。楽しいで。」と素直に言いました。そう見てくれたこどもってすごい。
やっぱり親って見られているんですよ。いつも親自らが楽しく過ごすことが大事。それがいちばんの教育。
③自分がまず幸せになる。
亜美衣さんは、愛する人の幸せを強く願うなら、自分がまず幸せになることが大切だと述べています。
まずは自分からです。自分で自分の機嫌をとって、自分が楽しく幸せな毎日をすごせるようになることが大事です。
たとえば、毎日の料理でも、ちょっと工夫して食べたいものを楽しんでつくるとか、逆に食事の用意がたいへんだと感じるのならば、手を抜いて外食や惣菜に頼ってもいいのです。
(気づき)
こどもは大事。こどもは大切。誰だって親ならそう思うでしょう。
でもでも、「こどもがいちばん」になってはいけません。
「こどもがいちばん」になられたら、いちばん苦しいのは当のこどもなのですから。
私は自分勝手な性格なので(笑)、こどもが生まれてもたえず自分がいちばんを貫いてきました。
夫の協力があってできたことですが。
娘なんて保育園に通ってた時(たぶん5歳くらい)、自分で髪を結んで通ってましたから。
今から写真を見るとこどもがやっていることなので、ひどい髪型ですが。
とにかく私はこどもにかまうことは必要最低限しかしませんでした。
そのおかげで、娘は今は美容師さん並みにすごい髪型でも自分でできます。(自慢)
まとめ
担任をしているときも学年にもよりますが、なるべくこどもの自主性にまかせるのが私流。
ほとんど手を出さない。
こどもの2つのじりつ(自立と自律)を自らの力で育ませるのが私の教育です。
そして私は授業を思いっきり楽しむ。
こどもと遊ぶときも思いっきり楽しむ。
私が楽しいのがいちばん。
それを感じ取ってくれて「大人って最高。大人になるの楽しみだな。」と思ってくれたらサイコーです。