こんにちは!日野 里映(ひの りえ→プロフィールはこちら)です。
先日、大好きで新しい巻が出るたびに買っている『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(5) (パルシィコミックス)』を本屋さんで見かけました。
その隣にあったのがこの『稲荷神社のキツネさん』という本でした。
わたしは伏見稲荷大社が大好きなので、つい手に取り、結局2冊とも買いました。
『稲荷神社のキツネさん』
『稲荷神社のキツネさん』
この本は、神社のスピリチュアル系の本です。
この漫画の中では「京都稲荷神社」ということになっていますが、「千本鳥居」や「重軽石」、「山頂でお祈りする」など、どう考えても「伏見稲荷大社」のことです。
そんなに期待せずに読み始めましたが、読んでみるとグイグイ引き込まれました。
特に心に残った3ポイントを紹介します。
①ホントは社交辞令でお祈りしてただけでしょ?
「ホントは社交辞令でお祈りしてただけでしょ?」
これは、頭をガツーンと殴られた感じになりました。
主人公がキツネさんに言われたセリフです。
「どうせ叶わないって思っているから百円なんでしょ?」とも。
わたしは神社参拝が趣味でいろいろなところに行きますが、まさに自分のことを言われた気がしました。
神社参拝が好きなのは信仰心があるということ。
初詣くらいしか神社に行かない一般的な人よりは信仰心はあるつもり。
それでも「社交辞令」でお祈りしてただけかもしれない、と内面をえぐられた気がしました。
②「なりたいです」じゃなくて「なります」
神社での参拝方法もいろいろあって困ります。
人によっては、「神社とは感謝を述べる場所。願い事をしてはいけない。」という人もいて、実際にわたしもどの神社に言っても感謝だけを述べていた時期もありました。
が、それではやっぱりおもしろくない。
ミソカモウデはその月の感謝を述べるためにやっていることなので感謝だけ述べていますが、その他の神社参拝では願い事をいうことにしました。
この本ではまず祈りの前に自己紹介をして、「参拝できることに感謝します」と感謝をあらわし、宣言完了形で願い事をいうように書かれています。
「なりたいです」ではなく「なります」と。
これは次回の参拝から真似することにします。
いままでも自己紹介は必ずしていたので、それはOKかな、と思っています。
わたしは住所、氏名、干支を言っています。
③自分自神(じぶんじしん)
人は神様に参拝することで自分のことを信じて、自分に向き合う瞬間を持つことができる
神様に感謝を述べているとき、お願い事をしているとき、わたしたちは自分に向き合っているということです。
だから神社参拝は気持ちがいいのです。
「瞑想」とはまた違う感じで自分と向き合うことができるのです。
まとめ
今回は『稲荷神社のキツネさん』を読みました。
予想以上におもしろかったし、勉強になりました。
もっと真摯に神社参拝に向き合いたいと思ったのです。