こんにちは!引き寄せ研究家・日野 里映(ひの りえ)です。
『パレオダイエットの教科書』がとてもよかったので、『最高の体調』を読んでみました。
100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した 最高の体調(鈴木祐 著)
「1年間に5000本の論文を読む男」パレオさんこと鈴木祐さんの本です。
「どんなことが学べるんだろう。」と本を注文する時、本が届いた時、本を読み進める最中とわくわくが止まりませんでした。
まさに「いい気分」の連続。
この本を読むこと自体が私にとって「引き寄せ」でした。
鈴木祐さん、もっともっと本を出して欲しい。
ノートに書いた重要なところがい〜っぱいあるのですが、3つに絞ってお伝えします。
① 自然の力を侮ってはいけない。
自然とのふれ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する。・・・つまり、自然は人体の疲労を回復する働きを持つわけです。
(気づき)
自然の中にいると、落ち着いたり、心が静まったり、平安な気持ちになったりするのは感じていましたが、人体の疲労を回復させる力が実験で証明されたんですね。
もちろん森に行ったり、キャンプをしたりすればいいんでしょうけど、すぐにできない場合は、「自然音」や「自然画像」から始めるのがいいそうです。
私も早速パソコンの壁紙を海の画像に変えました。
家に帰るとyoutubeの自然音を流してくれるチャンネルを流しています。
あとは犬(茜ちゃん)の散歩です。
近所の大きな公園に行ったり(公園に行くのも本当にいいようです。)、通勤途中にも道ではなく、たまには公園の中を通ったりしています。
やたら公園に行くようになりました。
② リアプレイザル
日常で緊張を感じたら「興奮してきた!」と言い換え、誰かにイライラさせられたら「この人に悪いことがあったのかもしれない」と考え直すように意識してください。多くの研究によれば、2〜6週間ほど小さな「リアプレイザル」を積み重ねれば、確実に脳がストレスに強くなって行きます。
(気づき)
「リアプレイザル」最高ですよ。
樺沢紫苑さんの本や動画でも緊張した時に「わくわくする〜」と言うと緊張感が薄れる、というのを聞いて実践しています。
前者はそれと同じことだと思います。
後者がサイコーです。
今日も会議が長すぎて(1人の人がオンステージのようにしゃべり続けていました。誰も止められない。そしてみんな迷惑顔。)イライラしていたんですが、この「リアプレイザル」を使ってみました。
「あ〜、あの人もなかなか発言するチャンスがなくてたまりにたまったものがあったのかもしれない。オンステージになるのも仕方がないのかも。」と思ってみたら、アラ不思議。
さっきまでのイライラがす〜っと消え、むしろそのオンステージの人に親しみさえ湧いてきました。
そう、おなじみの「引き寄せ」にもぴったりですよ。
嫌なことが起きた時に「嫌な気分」になってそのままでいたら「嫌なこと」をさらに引き寄せるだけ。
そういうときこそ「リアプレイザル」ですよ。
「リアプレイザル」ですぐに「悪い気分」→「いい気分」。
③畏敬の念をもつと体内の炎症レベルが下がる
「畏敬」とは、なにか自分の理解を超えるような対象に触れた際にわき上がる、鳥肌が立つような感情を指します。・・・畏敬の念には、炎症物質を適切なレベルに保つ作用がある。自然の中を歩いたり、素晴らしいアートに触れたりといった活動は、いずれもポジティブな感情を引き起こし、健康や長寿に大きな影響を持つ。
(気づき)
「畏敬の念」が体調に関係するとは思いもよりませんでした。
要は、心の底から「すごい」と思えることですよね。
本書には畏敬の念を持つ方法として自然、オリンピック選手、アートなどを紹介していますが、「引き寄せ」もまさに畏敬の念をもつものです。
私が好きな神社巡りも神様に「畏敬の念」を持っているから楽しめているわけです。
「畏敬の念」を抱くこと自体も「引き寄せ」なのです。
まとめ
ただ単に◯◯を食べると健康になる、とかいう情報だけではなく、自然や畏敬の念、リアプレイザルと身体と心の融合の話が多く、すべてはつながっている、と感じました。
予想以上にいい本でした。
強く強くおすすめします。
鈴木祐さんに「畏敬の念」を抱きました。