[書評]ワクワクを生み出す!あたらしい教室のはじめかた(金大竜 著)

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こんにちは!引き寄せ研究家の日野 里映(ひの りえ)です。

 

『ワクワクを生み出す!あたらしい教室のはじめかた』という本を読みました。

カリスマ教師・金大竜さんの学級びらきや学級経営について書いてある本です。

目次

ワクワクを生み出す!あたらしい教室のはじめかた

「黄金の三日間」とか「最初の1週間が肝心」などと学級びらきの重要性がよく言われています。

新学期は教員だけでなく、子どもたちも張り切っている時期です。(おそらく1年で最も)

ましてや新しい元号も決まり、「気分一新してがんばろう」と思っていることでしょう。

そういう「やる気」あふれる子どもたちとのスタートを心を込めて準備したいと思って読んだ本です。

心に響いた3点を紹介します。

① 誕生日を調べておこう。

誕生日はとっても大切です。

私はだいたい子どもたちの誕生日が一目でわかるように掲示をしています。

あと、クラスの行事予定のところに、その月の誕生日の子がいたら、一緒に書いています。「おめでとう」などとメッセージを寄せて。

よくある牛乳乾杯をやっていた年もありました。

金さんは、子どもの誕生花や花言葉、その子が生まれた日にオリコンチャートでトップ3だった曲、その子への詩などをまとめてあげたこともあったそうです。

ここまではできないかもしれませんが、ちょっと子どもにあげる誕生日手紙を作成したいな、と思いました。

② 徹底的に掃除をしよう。

私は家事の中で掃除が1番好きです。

東日本大震災の後、「日本では、災害時でも順番を守って並ぶことができるのは、日本の学校で海外では珍しい掃除教育をしているから」というのをテレビで見て、掃除により力を入れるようになりました。

また、学級崩壊しているクラスは、だいたい汚いというようなことも聞きます。

環境が人を作ります。

教室は絶対きれいにしたい派なので春休みの掃除もがんばっている最中です。

この本に紹介してあったイエローハットの創業者・鍵山秀三郎さんの言葉「教室のドアのレールをきれいにしていますか?」には驚きました。

そこまではチェックしてなかったからです。

今年はそこまでの掃除やります。

空気感を子どもに感じてもらいます。

③まずは自分を大切に。

よくある先生本には書いてないことです。

金さんの言葉に感動。

4月、僕は、子どもたちに、「このクラスでまずは安心を感じられるようになるといいね。それまでは、人のために動こうとか思う前に自分を大切にしてね。」と伝えています。

学校教育では、「みんなのために」とか「人の前ために」、「クラスのために」何かをしようと教育されます。

私もついつい言ってしまいますが、人に優しくしようと思ったら、まずは自分が満たされてなかったらできないことです。

引き寄せ的にも、まずは自分の気持ちを「いい気分」にすることが1番大事。

肝に命じます。

子どももおんなじ。

まとめ

やっぱり、金さんの本は学びがたくさんありました。

新しいクラス、もちろん不安があって当たり前です。

私もまだまだ不安を感じます。

ですが、この本を読んで、書名の通り、ワクワクを感じました。

引き寄せ的にも大成功。

 

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