こんにちは!日野 里映(ひの りえ→プロフィールはこちら)です。
『スタンフォード式人生を変える運動の科学』という本を読みました。
この本は、「運動ってそんなにすごいものだったのか??」という気づきが得られる本です。
そして運動がしたくなる。
『スタンフォード式人生を変える運動の科学』
『スタンフォード式人生を変える運動の科学』
著者のケリー・マクゴニガルさんは、上の本の表紙(実際は帯)の女性です。
この通りきれいな方で、スタンフォード大学の心理学者で、下記の著書も非常に有名です。
ケリー・マクゴニガルさんは心理学者であると同時に、ダンス・ヨガ・グループエクササイズの指導を長年している方でもあります。
わたしはメンタルの安定のためと頭をよくするために運動を毎日しています。
この本を読んで、「さらに運動に対する理解が深まり、運動がやりたくてたまらなくなる」。
そんな状態を目指して読み始めました。
これは!!と思った3つを紹介します。
①運動で「人生の満足度」が高まる
「運動は人間の幸福にいかに貢献するか」
これが本書のテーマです。
運動がもたらす心理的効果は「幸福ホルモン」と呼ばれるエンドルフィンによる高揚感だけではない。運動によって、ほかにも多くの脳内化学物質が活性化するため、エネルギーが湧き、不安が和らぎ、人との絆が深まるなど、さまざまな効果が得られる。
運動をすると気分がよくなるというのは誰でも体験したことがあると思います。
実際にわたしも「あ〜、だるいな〜。でも今日もがんばるか。」と思って運動をし始めると、
最初はしんどかったのがだんだん平気になってきてしまいには楽しくなってくる、なんていうことはよくあります。
科学的に言うと、運動をすることによって脳内化学物質が出て、それらのおかげで気分がよくなっていたんですね!!
人間の体って不思議。
人間の脳って不思議。
②夢中になる
わたしが本書でいちばん驚いたのがここです。
「夢中になる」
それも麻薬並みにですよ!!
普段運動している人が運動をやめた場合、安眠が妨げられるかの実験をしようと定期的に運動している人のなかから、30日間の運動禁止に同意してくれる人を探していたが、なかなか人が見つけられなかったとのことです。
多くの候補者、とくに毎日運動している人たちは、どれだけお金をくれると言われても運動はやめないと言い張った
気持ちはとってもわかります。
お金の金額が大きくなっったらわかりませんが、わたしだって運動を30日も禁止されるのはお断りです。
ランナーの女性が足首の骨折を2年間も放置したまま走っていたことがあったそうです。
理由は骨折が治るまで走れないのがいやだったから。
そこまでいくと病的な依存症レベルですが、そこまで運動に夢中になれるというのはある意味うらやましくもあります。
わたしは毎日運動していますが、そこまでにはいたっていませんから。
ちなみにわたしが毎日している運動はこちら。
③グリーンエクササイズの効果
グリーンエクササイズとは自然のなかでおこなう運動のこと。
どんな運動であれ、屋外で体を動かし始めて5分もすると、気分が明るくなり、楽観的になることがわかっている。
わたしは通勤ルートでわざと遠回りをして大きな公園を通っています。
それはグリーンエクササイズのため。
「エクササイズ」とは言えないまでも歩くだけでも本当に気持ちのいいものです。
緑豊かな公園は。
都会の公園でも鳥はいるし、虫もいます。
いろんな自然音が聞こえてくるし、なんと歌を歌っている人もいます。
犬の散歩をしている人もたくさん見かけます。
ついつい犬に見とれて歩くスピードをおとしがち。
公園ってとてもいいものです。
もちろん公園よりも森とか海とか山とかに行けば最高のグリーンエクササイズができるでしょう。
そんなグリーンエクササイズができる地域に住んでいる人を心底うらやましく感じる今日この頃です。
まとめ
今回は『スタンフォード式人生を変える運動の科学』を読みました。
「さらに運動が楽しめる心になりたい」と思い、本書を手に取りました。
この本を読んで、運動熱はさらに高まりました。
「運動したくなる」本ではこちらもおすすめ。